マリーナベイサンズに泊まったほうがよい?【シンガポール】【ホテル】【プール】【観光】

はじめに

「マリーナベイ・サンズに宿泊した方が良い?」「マリーナベイ・サンズ高いけど、もと取れるの?」「プールだけでしょ?」

シンガポールは旅行先として大人気で、ホテルの種類も非常に豊富です。
リッツ・カールトン、フラートンベイ、ラッフルズなど、一度は泊まってみたい有名どころのホテルもありますし、
立地(例えばセントーサ島)で選ぶこともあります。

この記事では、マリーナベイ・サンズに泊まるべきかどうかを個人的な体験を元に紹介します。

私自身シンガポールへ5回観光に行きました。過去マリーナベイ・サンズは3回宿泊しました。
あえてマーライオン側にあるフラートンホテルに泊まり、向かいからマリーナベイ・サンズを眺めるパターンもやったこともあります。

【宿泊者特権】インフィニティプールだけではない!

宿泊者だけが味わえる特権は、インフィニティプールだけではありません。

泊まってみないと分からないこと

  • 観光客でごった返したロビーから、部屋へあがるエレベータの優越感
  • ロビーを抜けて、ショッピングモールへ向かう導線の高揚感
  • ショッピングモール入ってすぐにカジノがある興奮感
  • ショッピングモールの奥にあるフードコートまでの道中の充実

ロビーからエレベータへ【優越感】

人気ホテルのロビーとか、ショッピングモールに直結とか、という要素だけでなく、
スカイパーク展望デッキに行くときや、ガーデン・バイ・ザ・ベイへ行くときに経由するので、
ホテルロビーは宿泊者以外の観光客も多く、終日ごった返しています。
その脇を横目に、宿泊者以外通れないエレベーターに乗って上がるのは、なんとも言えない優越感があります。

ロビーからショッピングモールへ【高揚感】

ショッピングモールはスケール、質ともにシンガポールトップレベルでしょう。
ホテル直結のショッピングモールまでの道中が、
ゴンドラ運河があったり、噴水があったり、日本にないブランドがあったり、いい匂いがしたり、桁違いに美しいです。

すぐ近くにカジノ【興奮感】

ラスベガスのようにホテル1Fがすぐカジノというわけではないですが、歩いてすぐのところにあり最も近いでしょう。
寝る直前、ギリのギリまで勝負できます。

カジノこそ大正義です。
私のカジノデビューはマリーナベイ・サンズのカジノでした。
ブラック・ジャックの空いているテーブルで、ディーラーの女性にマナーを教えてもらいながら、
夜2時すぎまで勝負して以来、ブラック・ジャックにドハマりしてしまいました。

【宿泊のコツ】1泊だけで大丈夫

3泊5日のうちの全てを泊まる必要はありません。どこか1日だけでOKです。
地下鉄、タクシーが発達しているので、スーツケースを持って次の宿へ移動するのも別に苦になりません。

初日、中日、最終日、いつ泊まるか?

チェックイン(15時)前であっても、インフィニティプールは利用できます。

私が初日に泊まったときのこと、
午前便で到着後したものの、チェックインまで時間があるのに時差ボケで死にそうになっていました。
マリーナベイ・サンズのフロントに荷物を預けて、専用カードを発行してもらい、
インフィニティープールへ向かい、屋上の日陰のプールデッキで時差解消の仮眠を取りつつ、チェックインまで過ごしました。
こんな使い方もできるのです。

いつ泊まるか、という命題は、ただ寝るだけとか、他の予定とバッティングは避けましょう。
夜のプールは幻想的で、行かないともったいないので、
ナイトサファリに行く日、クラークキーあたりのバーで遊ぶ日は、宿泊を避けたほうが良いかもしれません。

【宿泊のコツ】朝食なし、ペットボトルの水も無料Get

フードコートで朝食

ホテルの朝食は素晴らしく、余裕があれば朝食付きにしたいところですが、
個人的には朝は(夜も)ショッピングモール奥のフードコードに行くことが多いです。

むしろこのフードコードが大正解。
日本人感覚にあう清潔感、種類の豊富さ、金額も許容範囲、全てが完璧レベルです。
ショッピングモールの一番奥にあり、ホテルから10分ぐらい歩きますが、ショッピングモール自体がイケてるので、
あっという間に到着してしまいます。

カジノでペットボトルの水をGet

ショッピングモール内にカジノがあり、こちらはホテルから割と近くにあります。
24時間営業で、カジノに入るにはパスポートの提示が必要になります。
入場退場は並ぶことも多く、若干時間がかかりますので注意してください。

中に入ればカジノしなくても、無料でペットボトルの水(100ml)をもらえます。ラックに置いてあり、取り放題です。
こんなのなんぼあってもいいですからね。
余ったら、スーツケースに入れて持って帰ってくればお土産?にもなるんじゃないでしょうか。

セントーサ島のカジノでは、ペットボトルの水はもらえないようでした。

泊まらない派の意見

宿泊者限定はプールだけ

宿泊者限定はインフィニティプールだけで、景色は実質プールと大差なさそうだから別に泊まらなくても大丈夫という人もいます。

泊らなくてもスカイパーク展望デッキ、ルーフトップバーに行くことはできます。(どちらも有料)
そこで上からの景色を味わうことができますし、入場料を払えば誰でも訪問することができます。
それでOK、と思われるかもしれませんが、気をつけてください。

実際行ってみるとわかりますが、ルーフトップバー(CÉ LA VI)から何が見えるか、というと、
外の眺めも見えますが、バーからインフィニティプールが目に入ってきます。
プールの中でキャッキャしているのがどうしても見えてしまうので、「正直ケチったな…」と感じてしまいます。
CÉ LA VIで高いシンガポール・スリングを飲んだとて、映える、という点で明らかに霞んでしまします。

何より高すぎる

時期によっては1泊10万円くらいかかります。(2024年時点)
ホテルにそんなにお金をかけれない、その気持ちはよくわかります。

1泊だけにして、別日は安いホテルで節約しましょう。
バックパッカーのような貧乏旅行をするのであればシンガポールは選ばないはず。
安いのが正義ではなく、高くても見合う価値があるなら出費は痛くないのではないでしょうか。

フロントの対応が悪くかなり待たされる

フロントの対応が悪く、かなり待たされると聞きました。

フロントの対応に関しては、私は2回宿泊しましたが、普通のホテルと全く変わらない対応でした。
当然ながら、チェックイン前、チェックアウト後の荷物預かりはスムーズに対応してくれます。

チェックイン前に荷物を預けた際に、プール利用のためのカードキーもスムーズに発行してくれました。

待たされたことがある方は運が悪かった、としか言いようがありません。 どのホテルでも一定確率で起こり得る不幸の範疇でしょう。

結論:必ず宿泊しましょう!

あらゆる局面で嫉妬してしまう…

  • マーライオンを見に行っても、結局のところ最終的には向かいのマリーナベイ・サンズを眺めることになる
  • シンガポール・フライヤーという観覧車に乗っても、結局のところマリーナベイ・サンズを近くから見上げることになる
  • 市内で映る写真を撮ろうとすると、どうやってもマリーナベイ・サンズが入る角度を探すことになる
  • マリーナベイを一望できるマリーナビュー部屋は、高い割にマリーナを眺めるどころかマリーナベイ・サンズの存在感があり過ぎで、実質マリーナベイ・サンズを眺めることになる

マリーナベイ・サンズはマーライオンとは比べ物にならないくらいシンガポールの象徴、アイコンなのは誰が見ても明らかです。
せっかく他の高級ホテルのマリーナビューの高い部屋を取ったのに、マリーナベイ・サンズばっかり見えてしまうと、嫉妬してしまいます。

ディズニーシーにおけるミラコスタくらいの位置づけのように思えますが、そうではありません。
シンガポールに行ってマリーナベイ・サンズに泊まらないのは、舞浜駅に行ったのにイクスピアリだけで帰ってくるようなものです。

単なるホテルの枠を超えた最終目的地の域にあります。日本、世界、見渡してもそんなスポットは他になく、
泊まらないとシンガポール旅行が無駄になるまであります、絶対に後悔します。

※宿泊しなかった人を煽るつもりもありません。失礼がありましたらごめんなさい。 
 私の場合、予約は旅行代理店を使わず、マリーナベイ・サンズメンバーシップに登録したうえ、自分でホテル予約しています。

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